トーべ・ヤンソンさんのおはなし

ここ最近暖かい陽射しの中でも風はまだ冷たい日々でしたが、やっと春らしくなってきましたね。先日、阪急西宮ガーデンズがリニューアルされたこともあって、ヘルシンキベーカリーも春らしい賑わいをみせています。

さて今回は、ある有名な芸術家のおはなしです。
2014年はフィンランドを代表する芸術家トーべ・ヤンソンさんの生誕100年にあたります。この名前をご存じない方でも、あの「ムーミン」の生みの親と言えば、ピンとくる方が多いかもしれません。世界中で愛される「ムーミン」を描いたトーべ・ヤンソンさんはどんな人だったか、少し紹介しましょう。

今から100年前の1914年、トーべ・ヤンソンさんは彫刻家の父とアーティストの母の間に、長女として産まれました。
芸術家の両親のもと、自然と芸術に触れ合いながら育ったそうです。一家は夏にサマーハウスで過ごすことが多く、その思い出はムーミンの物語にも反映されたといわれています。彼女は15歳の若さでイラストレーターの仕事を始め、傍らで商業デザインや美術を学び、ヘルシンキ市内にある公共建築の壁画を描くフレスコ画家としても有名となりました。
そして1954年にムーミン物語の連載がスタートして、たちまち大人気に。
その後はフィンランドの他にもスウェーデンやデンマークなど北欧各国の新聞で掲載されたことを皮切りに、世界中で広く親しまれるポピュラーな作品になっていきました。日本でも、知らない人はいないくらいですよね。

ヤンソンさん自身はその後、児童文学から小説家として晩年を過ごしました。
ムーミンのおはなしは、本人の自叙伝とも言われているそうで、お料理好きのムーミンママや、クールで芸術肌のムーミンパパ、ちょっと変わった仲間たちのミィやスナフキンなど、忙しく過ごしたトーべ・ヤンソンさんの人生を想像しながら読んでみるのもいいですね。

今年はこの生誕100周年を記念したイベントが世界各地で開催されていて、日本でも原画展が開催されるそうです。機会があれば足を運んでみたいですね。
(※原画展の詳しい情報はムーミン公式サイトをご覧ください。)

さて、今日はヘルシンキベーカリーでご提供中の、ムーミンたちもおはなしの中でよく食べているスープをご紹介しましょう。
「北欧の定番 サーモンスープ ディル風味」です。

フィンランドでは、サーモンとじゃがいものスープを飲む習慣があって、ムーミンママのつくる料理にも登場します。
また、この他にもフィンランドを感じる3種類のスープメニューが新登場していますので、ぜひお召し上がりくださいね。それぞれフィンランドを感じるポイントがありますから、気になった方はスタッフにお尋ねください。